今年はクライマックスシリーズもなく、優勝が絶望的な現状では次なる目標も見つけにくい。変わらず試合中に「矢野ガッツ」を繰り出している矢野燿大監督(51)が浮いているようにも見える状況に、大物球界OBから〝処方箋〟が授けられた。
(中略)
残り46試合で諦めるのもまだ早すぎる。象徴でもある「矢野ガッツ」は今後もナインを鼓舞するため繰り出されるだろう。しかし、現役時代にセ、パ両リーグで優勝経験があり、矢野監督のこともよく知る球界OBは「シーズンが事実上決まってしまった中でもこれをやり通すのは結構大変だと思う」と心配する。指揮官ひとりが浮いてしまう危険があるからだ。
「監督のテンションが独り歩きするようなベンチの雰囲気にしないことが今後はより、大事だと思う。具体的には、試合に出るレギュラーとは別にベンチの盛り上げ役的な選手の存在。言い方は悪いけど『バカができる』選手がいること。たとえカラ元気でも、試合が終わるまで常に味方を鼓舞し続けられるのは立派な才能だし、誰もができることじゃない」(同)
具体例を挙げるなら、ソフトバンク・松田宣や日本ハム・杉谷、広島・上本あたりがそれに該当する。阪神でその役回りをこなせるとしたら、球団グッズとして発売中の矢野監督の『赤い勝負パンツ』をはいて円陣で声出しを行った5年目捕手の坂本や、ゴリラポーズでブレーク中の陽川・・・・・
今日のおは朝 pic.twitter.com/f40Fw6U5NY
— 甲子園大好きっ子 (@toshi51885) September 16, 2020
矢野監督凄い頑張ってるよ。