17年から始まったマウンドでの苦闘は、心身を激しくえぐった。「生活態度とか、藤浪はあいさつをしないとか、すごく言われるようになった。仲良い若い選手も実は俺のことそう思ってるんや、とか。センターのところで息が上がって倒れてたら“あいつまた休憩して”と思われてるんやろな、とかそんなことしか考えてなかった」。何かに追われ、おびえる日々。目を閉じても地獄が待っていた。
「本当に叫んで起きる。夜中に“うわー”って絶叫して。ドラマでよく見るような…。まさか自分が経験すると思ってなかった」
悪夢は連鎖する。程なくして、強いストレスを感じた際に多い、歯が折れる「凶夢」を体験。「夢の中で物を食べてたら自分の歯がぐらぐらしてきて…口の中が歯の破片だらけになって目が覚めるんですよ。何回も」
18年のある夜には、首から背中にかけて強烈な張りと激痛を併発し、夜明けまで布団の中で動けなくなった。「自律神経が整わなくなって、目をつむっても全く寝れなくて。朝になって鏡を見たら自分の顔が真っ青になってました」。故障知らずでならした男の体はボロボロだった。“限界”を悟ったのは、鏡に映った頭部の異変。円形脱毛症だった。
「この辺(頭部)に“10円ハゲ”ができて。ここまでなると、さすがにショックでしたね。すごいストレスだったんだなと」・・・・・
勝てて良かった!!
もがく阪神藤浪に親交深い武豊が送った金言とは… https://t.co/ZPqeAIx2if
— ふくださん (@fukudasun) August 21, 2020
藤浪「それが1人の意見でも…」辛い誤解が解けた夜 https://t.co/2yOjtX4bff
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俺がお前のクジを引けたときは、そりゃあもう嬉しかったよ。
でも阪神はメディアを含め、周りがやいやい言う球団だから有る事無い事言われて本当に大変だったと思う。
これは晋太郎に限らずだけど、もう少し周りは見守ってもらえないかと言いたいね。