アメリカでは「野球はいいヤツ(ナイスガイ)では勝てない」と言われる。昔から伝わることわざのような言葉だ。
(中略)
実際はジャイアンツの選手より才能で劣る自軍選手の価値を説明するためのたとえ話だったそうだ。「いいヤツ(お人よし)では勝てない」という部分だけが一人歩きして広まった。
相手を出し抜いてでも自分を売り込む、手段を選ばずとも勝てばいいといった考え方である。
アメリカには「恋と野球と戦争は、どんな手を使っても構わない」といった言い方まである。
あれは間違っているのではないか。
というのは、15日夜の阪神殊勲者、アメリカ人のジェリー・サンズの「いいヤツ」ぶりを見たからである。
(中略)
こんなしぐさを見せる男は間違いなくいいヤツである。6回裏には勝利を決定づけるダメ押しの2ランを放って、試合後はお立ち台に立った。このヒーローインタビューでも
(中略)
今の阪神もこうありたい。サンズのように紳士に、そして真摯(しんし)に野球をやるチームが勝つ。そんな野球界でありたい。阪神には、チームとして紳士に真摯に、プレーし、そして勝って・・・・・
教えてくださってありがとうございます
そうなんです、2塁までレガースを取りに来てくれるバットボーイにねぎらうしぐさはいつもやってる。
いい人だなあと思いました。
これからもナイスガイで頑張ってほしいです!