阪神の育成ドラフト1位・小野寺暖外野手(22)=大商大=(中略)支配下登録どころか、その先の開幕1軍まで狙えるほど、その存在感は光っている。
(中略)
「母子家庭なので育成と支配下では全然違う」と記者会見では何度も涙。女手一つで育ててくれた母・由子さんに楽をさせたい-。虎の穴の門戸をたたいたときから、その一心だった。
入寮時に携えたものは母への思いに加え、もう一つ。「スタートのときは、高校でも大学でも丸刈り。今回も『丸刈りじゃないとアカンやろ』と」。気合の五厘刈りは、大商大野球部の同級生が、一人ずつ刈ってくれたもの。母校の魂を頭に刻み込んでいた。
「プロでしっかり活躍して、母には庭で畑ができるような、大きな家を送りたいですね」
大きな目標へのスタートラインはすぐそこまで・・・・・
暖くんええ子やね…涙
頑張ってね