「阪神が取りにいくと思ったんですが……」
球界関係者がこう言うのは、今オフ、ヤクルトを自由契約になったバレンティン(35)
(中略)
なぜか阪神は今年、ストーブリーグでやけにおとなしい。昨季はオリックスからFA権を行使した西勇輝(29)を4年総額10億円で獲得したが、このオフの補強は新助っ人のボア(エンゼルス)を獲得したくらい。
(中略)
代役候補に挙がっているのは元ソフトバンクのスアレス。楽天入りが決まった前パドレスの牧田和久ら、手を出すのは他球団の“お古”
(中略)
だがしかし、決してカネがないわけではない。今オフは年俸4億円の鳥谷、同3・5億円のメッセンジャーが退団。今年の甲子園の観客動員は、最下位に低迷した昨年よりも約19万人も増やし、過去10年間で最高の309万人を記録
(中略)
「金庫のカギが開かなくなっているようだ」
とは、さる阪神OB。
「阪神の藤原オーナーは、前任の坂井オーナーよりも大型補強に積極的ではない。現有戦力の底上げを重視している。過去の契約の問題もある。10年近く前、鳥谷の契約について球団幹部がウッカリ、公表されている以上の契約を結んでいることを口にし、火消しに走ったことがある。阪神はかつての城島、西岡ら、大型契約を結んだ選手に対し、マスコミが発表している金額よりもかなり高額の契約を結んでいたといわれ
(中略)
阪神は近年、大型契約を結んだ選手がロクに働いていない。昨季、年俸3・4億円で獲得したロサリオ・・・・・
ああ、ゲンダイか。はい解散