「そんな深刻(な会見)ではないので、普通に、ポップな感じで、ポップに聞いてください」。阪神原口のそんな言葉で笑いが起き、始まった会見だった。大腸がんの闘病経緯を赤裸々に語った。つらい日々だっただろうと容易に想像できる。時折、目に涙がたまることもあった。しかし、先のコメント通り、報道陣に明るく振る舞い続けた。
会見の終盤も取材陣に一押し。「今日みなさんに集まっていただいたのは、暗いイメージとかじゃなくて、明るい材料で使ってほしいというのが僕の気持ちで。『衝撃』とかいうのではなく、明るく使ってほしいんですよね」・・・・・
ぐっち!!
今日のステージの公表はすごく悩みましたが、一人でも多くの方の勇気や希望になればと思い決心しました。驚かせてしまったかもしれませんが、僕は毎日を元気に楽しんでいます! みんな、人生をもっともっと楽しみましょう! pic.twitter.com/rc9bmgguVK
— 原口文仁 (@fumihit94) November 24, 2019
復帰した時にあまりに早かったから、まだ何もわかっていないのに早期でよかったねとかコメントも結構あってどうなんだろうって思っていました。
いや、早期じゃないんですよ、っていうのも勇気がいると思います。周りの方に気を遣わせてしまうんでないかとか、もっと進行している方はどう思われるだろうかとか。
その中で自分の現状を受け止めて、様々な配慮のうえで、どんな病状であろうと健康であろうと誰しもいまできること精一杯生きることの大切さを語ってくれていると思います。
ありがとう、原口選手。活躍応援しています。