--実際に入って、わかってきた部分は
井上コーチ「この子おもろいなとか、長打力あるね、足を生かさないかんね、守備力あるね、というようなものを見極めるのがこの秋のキャンプ。(そして)1人でも『本当に戦力になる選手が出てきたね』っていうことが俺の中での目標。外から見た印象と、間近で接する印象が全然違うという子が、やっぱりいるから。特別な球団やから、ここは。注目度も本当にすごい。『あの選手はどうなんですか』『もっとこうせなあかんやろ』みたいな声(中略)
--1年間出続ける選手を作ることも大事に
「毎日、日替わりっていうのはいかんし。相手投手とか相性とか考えた時にしょうがないときもあるけれど、極端にいったら日替わりは俺の中では2ポジション。(野手8人のうち)6人は本当にレギュラーでっていうのが理想(中略)
若手が、首脳陣プラス2人に『ものすごい(練習)やってんな』ってところを見せるのも、這い上がってくる手段。春のキャンプで顔を合わせたとき、今までドカッと構えてきたレギュラーが『マジか…』って思うものをみせることが競争意識を高める。アピールでもいい。『本当に追いつきたいと思ってるんですよ』ということを言葉じゃなく示すところ(中略)
「向こうから『僕こうなんですよ、どう思います?』っていう風に来たら、もうしめたもの。そこで(中略)
「それくらい注目がある球団だからこそ、やりがいがある。裏を返せばたたかれる、その覚悟を持ってこないとダメ。これだけファンが注目してくれている。選手は幸せと思わな・・・・・
阪神愛がダダ漏れのコーチがここにもおるでよ……