巨人とは対照的に破壊力不足が浮き彫りになった。またも外国人野手に失敗した。象徴は「ソラーテ騒動」だ。9月6日広島戦。2軍から招集したが練習に姿はなく、1軍昇格も見送られていた。球団広報が説明する。「本人の方からモチベーションが上がらないとのことで帰阪させました」。CS圏内の3位広島と2・5ゲーム差の直接対決を前に職場放棄…。前代未聞の造反劇だった。
なぜ、ソラーテは参戦拒否したのか。球団関係者は「本人はスタメンだと思っていた。レギュラー扱いじゃなかった」と明かす。昨季まで大リーグで5年連続2桁本塁打など通算75本塁打だった。メジャーリーガーのプライドが傷ついた。
阪神の渉外は、また同じことを繰り返した。現場のニーズとの不一致、リサーチ不足…。
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だが、最初から破綻していた。現場は外野手を希望していたという。別の球団関係者は「来てみれば内野が本職のソラーテ。そこからボタンの掛け違いが起こっていたんじゃないか」と話す。一塁にはマルテ、三塁には大山
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ソラーテを調査していた他球団の首脳は「打撃はいいけど、あの守備はまずい。ウチは見送った」と言う。
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チーム総得点はリーグ最少の538得点で、チーム最多本塁打は大山の14本だった。来季、覇権奪回するためにスラッガーの加入は欠かせない。今季で退団する鳥谷の推定年俸4億円と引退したメッセンジャーの3億5000万円が宙に浮く。ゆとりの出る資金も生かして大物打ちの補強を模索する。また、外国人野手獲得で長年、同じ失敗を繰り返す、国際スカウティング部門のあり方を見直すべきだ。【阪神取材班】
▼阪神は今季も外国人野手・・・・・
本当に?関係者
スタメンじゃないからモチベーション上がらないのはわかるけどプロやし