大船渡高・佐々木朗希ら“高校生投手四天王”が注目を集めるドラフト会議まで、あと1日。阪神が捕手を複数人、指名する可能性が浮上した。
「扇の要」は決して今の虎のウイークポイントではない。だが、今回のドラフトは即1軍という面でも、将来性という面でも粒ぞろいの捕手の指名候補が顔をそろえた。現在、12球団唯一人の捕手出身監督である矢野監督が大胆に獲りにいける巡り合わせが、浮かび上がってきている。
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現在、チームの正妻を務める梅野は攻守ともに今シーズンも頼もしく成長。しかし、来季は29歳なる。昨秋ドラフトで唯一人捕手として指名された片山が7月末に支配下登録され、現状の虎の捕手の顔ぶれは梅野、坂本、長坂、岡崎、原口、片山の6人。今季、主に2番手だった坂本も来年は27歳。最も若い長坂も、その1学年下だ。全員が中堅といえる年代に差しかかっていく。
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10代の捕手を鍛えていくことができれば、虎の女房役はしばらく心配が要らなくなる。それができる好素材がそろっているのが今秋のドラフト
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★海野 隆司(うみの・たかし)(中略)関西高では2年春から正捕手。2年夏に甲子園出場。東海大では3年春に首位打者。大学日本代表としてハーレム国際野球大会、日米大学野球に出場(中略)
★佐藤 都志也(さとう・としや)(中略)聖光学院高では1年から正捕手。2年夏、3年夏に甲子園出場。東洋大では2年春に首位打者。3年では大学日本代表に選出。強肩巧打(中略)
★東妻 純平(あづま・じゅんぺい)(中略)智弁和歌山高では2年秋から4番を任される。3年夏には甲子園に出場し、16強(中略)
★山瀬 慎之助(やませ・しんのすけ)(中略)奥川とは小4からコンビを組む。星稜高では2年秋から主将。3年夏に甲子園で打率5割超の成績を残して準Vに貢献。9月には高校日本代表としてU18W杯・・・・・
高卒捕手は欲しいけど、大社あわせて2人はいらんやろ。