逆転直後の8回に岩崎をマウンドへ送った継投が最後の分岐点だったと思う。
ドリスは登板した7回を9球で終了。ジョンソンが不在の中、この時点でブルペンに残っていたのは岩崎以外に藤川と望月だけ。延長戦の可能性が頭をよぎり「ドリスで、もう1イニング」と欲張ってもおかしくない場面だった。
8回の攻撃中にドリスはベンチ前でキャッチボールしながら待つ時間も長かった。単に球数だけで判断するのではなく、繊細な投手心理も踏まえた投手交代は見事だった。
(中略)
逆にDeNAは6点優勢の7回にバリオスを起用。直後の攻撃では決して状態の良くなかったエスコバーを打席に立たせて回をまたがせ、8回2死の窮地でも山崎を出さなかった。何か事情があったのかもしれないが、出し惜しみしたようにも
(中略)
阪神はレギュラーシーズン終盤から負けられない試合を戦い、矢野監督が攻めの采配や思い切った起用で絶対に勝つという強いメッセージを選手に送り続け、勝ち抜いてきた。実際にやるのは選手でも、選手の力を引き出し、士気を高めるのが監督の仕事だと思う。北條の逆転打で選手、スタッフ全員が乗り出すように喜んでいたベンチの光景からも一体感が伝わる。改めて“監督の力”を感じさせられ・・・・・
監督の力!
優しい解説ありがとう
その打者の事を話す時ゆっくりだから次の打者になってる