ふがいなさからくる悔しさを逆転サヨナラ弾という最高の結果で晴らした。
「猛虎の4番」の重圧は想像を絶するもので、その影響は精神だけでなく身体にまで及んだ。不本意な結果に終わった試合後、気持ちの切り替えがうまくできずに眠れなかった夜は一度や二度じゃない。「寝なきゃ…、と考えている間に朝になってるなんてこともありましたね」。睡眠時間ゼロの状態で球場入りしたこともある。
そんな日をなくすためにあらゆる対策を講じる。良質な睡眠に必須と言われる自律神経のリズムを整える治療器具を体に装着してベッドに入ったり、ノイズをカットして睡眠をサポートしてくれる数万円のイヤホンを使用したり……。数々の手を打って、連日の試合に臨んでいる。
それでも眠れなかった日は朝に水風呂に長時間つかることで強制的に目を覚まし、体にムチ打ってグラウンドへ飛び出した。「正直、こんなことまでしなきゃいけないのか…と思うこともありました。でも、嫌な感情を忘れたり切り替えるのがへたなので。逃げずに、勝たないといけません」。向き合う覚悟はできている。
ヒーローインタビューの最中、目には光るものが見えたが、必死にこらえた。大山にしか理解できない重圧・・・・・
逆転スリーラン良かった!!\(^o^)/
出れるだけ幸せです