問題は先頭打者ブラッシュへの四球だろう。阪神でも楽天でも監督を務めた星野仙一が「先頭への四球は7割が失点(得点)になる。野球百年の教えだ」と話していた。
(中略)
名捕手だった梨田昌孝は2ストライクからフルカウントに至る投手心理を「狙ってボール、力んでボール、焦ってボール」と表現している。著書『戦術眼』(ベースボールマガジン社新書)にあった。
投手絶対有利の0ボール―2ストライクではすぐ勝負にいくよりも際どい所を狙って外れる。1―2となり「決めよう」と力が入ってボール。2―2の平行カウントとなると「せっかく0―2だったのに」と気が焦って3―2となる。もう、優位も何もないというわけだ。
つまり、追い込んでから決め球を投げるには、力みや焦りもなく、堂々勝負にいく度胸と技術がいるわけだ。
では、守屋は精神的に弱いのか。
彼は ・・・・・
這い上がれ☆
やさしい記事。