課題は今年リーグ5位の577得点に終わった打撃面だが、機動力野球でガラッと生まれ変わる可能性がある。矢野監督が昨季2軍監督を務めた阪神のファームで計163盗塁と「超積極野球」を導入。捕手出身だけに、足でかき回す野球は相手も神経をすり減らし、得点力につながることを熟知している。ドラフトで1位に近本光司(大阪ガス)、3位に木浪聖也(ホンダ)と俊足の即戦力野手を指名したのも、指揮官が重視する「足を使う野球」が反映されている。
リーグ3連覇を達成した広島の武器も機動力だった。昨年はリーグトップの95盗塁。前出の広島関係者は「矢野監督は盗塁だけでなく、走塁を大事にする野球をしてくると思う。巨人、DeNAはどちらかというと長距離砲をそろえた大味な野球をするけど打撃は水物。良い投手はなかなか打てません。でも足にスランプはありません。阪神が機動力を武器にしたら厄介なチームになりますよ」と警戒を強め・・・・・
警戒・・・
結果的にリーグ2位の盗塁やったけど1・3塁の野球が出来なかった
来年は打つのも大事やけど球場のサイズもそうやけど状況に合った野球が見たい