小幡が叩き出したタイムは3秒98。これは昨年、「桐生に勝った男」として鳴り物入りで入団した島田が体力測定で計測した3秒99を上回っている。チーム一の俊足として認知される植田が最速3秒90で、4秒を切る選手はチーム内でも10人に満たない。
(中略)
30メートル走のタイムに関して問われても、ほとんど意に介さない。そもそもアピールポイントと思っていなかった節すらあった。さらに足についての質問が続いたが、「自信はないですね。(高校時代は盗塁もあまり)していないですね」と首をかしげ、最終的には「走ることに関しては、まったく(こだわりがなかった)……」とまで言い切った。自らも想定外のタイムだった。
しかも伸びしろ十分だ。高校時代はウエートトレーニングを重視しておらず、ほぼ天然の脚力
(中略)
▽30メートル走 主に速筋を使う30メートル走は瞬間的なスピードを鍛える目的でサッカーのトレーニングでも採り入れられることが多い。野球でも塁間27・431メートルと距離が近く、走力の指標の一つとされている。この距離なら陸上選手とも遜色なく、ウサイン・ボルト・・・・・
速い!
ポテンシャルの塊
ちょっと動きは硬いかな