阪神・掛布雅之オーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザー(SEA)が、特別観戦記を寄せ、窮地の虎にエールを送った。
阪神ベンチ、ナインは苦しい今こそ「楽しむ」という原点を思い出してほしい。野球というスポーツは本来、プレーしている選手も、見ているファンも楽しいものだ。グラウンドで「白い歯を見せろ」と、言っているわけではない。プロ野球は食うか食われるかの厳しい世界であり、阪神というプレッシャーの強い独特の環境も承知の上だ。それでも、ファンに「勝負を楽しむ」野球を見せることが、最下位からの巻き返しにつながると思う(中略)余裕のないチーム状況の中、攻守に「窮屈さ」を感じた。
今年は「執念」というチームスローガンを掲げ、球際の強さや、チャンスでは泥臭くてもいいから結果を出すことを求めてきた。だが、現状では「厳しさ」がプレッシャーになっているのかもしれない。「明るさ」と「厳しさ」の同居した環境作りこそ、金本監督が目指してきたもの。まだシーズンは残り78試合もある。首位の広島も盤石の強さではなく、つけいる隙はある。下を向くことなく戦ってほしい・・・・・
掛布さん!
明日
バリオス×メッセンジャー