試合が行われた6月19日の甲子園球場は悪天候、サッカー日本代表のロシア・ワールドカップ(W杯)・コロンビア戦が21時から行われ、前日には大阪北部地震が発生、さらに雨天中止による11日の振替と、悪条件が重なり記録された「最少」だった。これまでの最少記録は11年10月20日の対横浜戦で2万4688人。
日本野球機構(NPB)が発表した6月19日現在のセ・パ両リーグの入場者数によると、阪神タイガースのホームゲームにおける1試合平均の入場者数は4万1664人で、読売ジャイアンツの4万976人を上回り12球団中1位となっている。これに比べると2万4127人は平均の57.9パーセントと、決して多いといえない。
しかし、他球団と比較すると多さが浮き彫りになる。
例えば、19日の対戦相手である千葉ロッテマリーンズの1試合平均入場者数は2万2218人。また、阪神と同じ関西球団であるオリックス・バファローズは2万2606人で、いずれも2万4127人を下回って(中略)
甲子園球場での試合としては少なくとも、一部球団からすると十分な客入りと・・・・・
昔は消化試合で空席が目立つことが多かった