あるシーズンのオフ、選手たちが集まっての納会、つまり年に1度の“打ち上げ”の席、宴の終わりごろに鳥谷が姿を消したという。この日ばかりはすべてを解放し、酒に酔えるという日である。
同席していたある選手がどこに行ったのか、と不思議に思っていたら、しばらくして戻ってきた。あとで判明したことには、その時間、鳥谷はジムへウエートトレーニングをしに行っていたのだという。何もこんな時までやらなくてもいいだろうに……。プロにすらそう思わせる頑なさがあった。
こういう類の逸話にあふれた15年間の中で、特筆すべきは、鳥谷が立っていたのが遊撃というポジションであり、かつ、土の上だったということだろう。・・・・・
トリ!
エピソードのひとつひとつがヤバすぎる……
これでここから調子上げてスタメンとったあかつきには号泣ものだわ