阪神は3.29でリーグ最高防御率にもなっているが、特筆すべきはリリーフ陣の充実だ。先発3.71、リリーフ2.77。12球団最強の投手陣と言われ、チーム防御率3.22のソフトバンクのリリーフ防御率2.78も上回る。
その秘密は、パワーピッチング。金本知憲監督は「回転のいい、強い球を投げろ!」と選手に言い続け、スタイルの違いこそあれ、選手もそれを体現している。データ的に甲子園はセ本拠地内でもっともホームランの出にくい球場であり、あの広いナゴヤドームが69試合で85本塁打に対し、62試合で65本塁打と少ないこともあるだろうが、加えて、あの熱狂的な声援が攻めるピッチングでさらに増幅し、相手に重圧をかけることを熟知しているからだろう。
奪三振率で見ると、先発が7.80、リリーフが9.88。12球団のリリーフ陣で奪三振率が9を超えるのは、ソフトバンクのみだが、こちらも9.16。虎のブルペン陣の威圧感が分かる。
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奪三振率!
リリーフの凄さはもちろん感じてたけど、数字で見たら9.88ってほんま凄いね。
来年もお願いします?