「なんと言っても頭がいい。使っていけば味が出てくる」。矢野2軍監督は“坂本びいき”を隠そうともしない。
今季はケガに泣いて42試合出場止まり。112試合に出場したライバル・梅野に水をあけられたが、それでも矢野2軍監督は「いい競争相手になる」と坂本を推すのだ。球団OBも「キャッチングなど守備面においては確かに、坂本の方に軍配が上がる」と同調する。
だが来季からファームを見ることになった矢野2軍監督が、1軍の先発マスク選びに関与することはもうない。最大の支持者を失ったことで、坂本の位置づけがガラッと変わる可能性もある。
独り立ちに向け、坂本が強化するのがコミュニケーション能力だ。・・・・・
正捕手争い!
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