門倉は苦しんだ4年目のシーズンで立ち止まった。どうしたらこの世界で生きていけるのか……門倉の出した答えは“角度“だった。
「それまで対角線に投げることを追い求めていたのですが、高さを生かすために真上から直線的に投げる意識に変えました。ボールを縦に入れるイメージです」
ヒントは中日時代の先輩たちだった。
「立浪和義さんや正捕手の中村武志さんなど、バッターの人にいろいろ聞いたんです。そうしたら、打者にとって一番打ちにくいのは、速い球や制球されているボールではなく角度のあるボールだと言われたんです」・・・・・
藤浪がんばれ!
ノッポ!頑張ろうな!赤頬より