メッセンジャーは、この試合で、今季143回を投げたことになり、現役では球界最長となる7年連続で規定投球回をクリアしたのである。
日本に来日する外国人選手は、基本年俸とは別に細かいインセンティブ契約を結んでいるが、実は、最も大きな金額が、インセンティブとして上乗せされるのは、勝ち星やタイトルではなくイニング数だと言われている。特に規定回数に達するか、どうかが、大きなポイント。阪神も、多分に漏れずメッセンジャーと、規定投球回数のクリアに、大きなインセンティブ契約を乗せてあるので、メッセンジャーも、何が何でも4イニング登板にこだわったし、現場サイドも、当然、その契約内容を知っているため、チームを支えてきたメッセンジャーの願いを叶えてやりたい、と考えて、その志願の4イニング登板をバックアップしたのである。
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7年連続!
アリガトウやで