(中略)「横の角度がつき、右打者に対して恐怖心を植え付けられるという考えでずっと三塁側を踏んで投げてきたのですが、球が抜けると右打者の方向へボールがいってしまい、デッドボールになることも多かったんです。そこで、香田勲男コーチのすすめでプレートの踏み位置を一塁側に変更したところ、抜けたボールが右打者のインコースいっぱいのストライクになったりする。
リリースポイントがプレートの幅の中に収まるので、ストライクがとりやすくなった上、ツーシームも右打者の内角に食い込む軌道を描くようになった。同じ投げ方なのに踏み位置を変えただけでここまで結果が劇的に変わるとは思いませんでした」
香田コーチの助言を受けるまでは「一塁側を踏む発想なんてまったくなかった」と苦笑いする青柳。至高のアドバイスによって、大学時代から抱えていた課題の改善に成功した。(後編に続く)・・・・・
青柳さんの生い立ちと制球改善のインタビュー記事です☆
つい先日見た試合では制球変わってなかったけど。