ベンチに帰ると掛布2軍監督から「雰囲気を変えてしまうミスはしてはいけないよ」と通訳を通じて指摘を受けた。だが、事の重大さを把握しておらず、ファーストミットを壁に付け、体はもたれるように話を聞いていた。その態度に、温厚な掛布監督の声は上がった。怒鳴られた。
「日本の野球は、そんなに甘いものじゃないよ!」
一つのミスがどれだけの意味をなすのか。それが気の抜けたプレーならなおさら。「日本で活躍するためは、思い直さないと、と思ったよ」」。文化の違いと言えばそれまでだが、キャンベルは日本球界に適応したい一心で、真しに受け止めた。・・・・・
マートンのように大活躍してほしい!