(中略)この足を生かすため、1年前のキャンプで掛布雅之2軍監督から両打ちになることを打診される。もともと右打ちだった植田は必死に左打ちを習得し、その打診に応える。「今は左も右と同じような感じで打てるようになりました」と体に染みついてきたようだ。(中略)だが、現在の1軍の遊撃手には北條史也と鳥谷敬という高いカベがそびえ立つ。
「僕がお二人に勝つとしたら“足”しかありません。その足を生かすためには、打撃面で出塁率を上げることです。左打席では、意識的にショートライナーを打つイメージで、強い内野ゴロを打ちにいっています。そして守備と足では絶対ミスをしないことが条件だと思います」
昨年まで2軍で2割前後だった打率が、現在は3割近くまで上がってきた。四球はチーム最多の8を記録し、出塁率も4割1分1厘と(中略)「1軍に呼ばれて思ったのは、やはりここで試合に出ないと意味がないということでした・・・・・
海くん!
二塁とかはしないの?