うれしそうに目を細める虎将とは対照的にライバル球団の007たちは一斉に頭を抱えていた。
巨人・吉原スコアラーは「トップクラス。さらに手強くなるという印象」と悲鳴をあげ、中日・佐藤スコアラーは「速くなっている。うちでいえば浅尾ぐらい速い」と眉根を寄せた。広島・玉山スコアラーは「うちの中崎も速いが、そのクラス」とストップウオッチをもつ手をふるわせた。
惜しげもなく進化した姿をみせたことこそ、自信の表れ。指揮官は対左打者(被打率・224。対右は・127)を克服するための内角球や落ちる球の精度を高めることさえできれば「楽に10勝はできる」と断言した。・・・・・
青柳クイック!
007のビビるの次は007真っ青!
忙しいね