20歳という志半ばで、日本球界と決別した。ともすればトラウマになりがちなのに、とめどなく言葉があふれ出る。
「僕、阪神にね、入って良かったと思っています」
そう、言い切った。
「誰も味わったことがない『経験』は自分の中で生きている。いろんな人を見ました。球児さん、下柳さん、安藤さん、桧山さん、赤星さん……。普通、こんなに身近で接することはないし、考え方に触れることもない。一流に触れて肌で感じたから、いま、物おじすることはありません。耐える力もついたと思います」・・・・・
阪神に入ってよかった!
あの経験がいつか大きな財産になってもうたな
そういうことやな赤星よ