中谷、三塁挑戦に「自分の為にやるので必死にやるだけ」高代ヘッド「資質はある」久慈コーチ「三塁もできるとなれば階段をもう１段上れる」

　阪神秋季練習（１０日、甲子園）来季に向けて三塁に挑戦する阪神・中谷将大外野手（２３）が三塁で特守を受けた。

　「自分のためにやるので必死にやるだけです」

　フリー打撃の終盤、高代ヘッドコーチが放つノックを１０分間、受けた。

　中谷にとって三塁は２０１２年の秋季キャンプで視察した巨人ＯＢ・広岡達朗氏（８４）から教わりながら練習し、１３年にウエスタンで守って以来。もちろん１軍の舞台ではない。金本監督の「複数のポジションを守れる方が試合に出場するチャンスも多くなる」との発案で始まったコンバートプランが、秋季練習２日目で封切られた。

　高代ヘッドは「三塁挑戦。資質はある」とうなずき、久慈内野守備走塁コーチは「三塁もできるとなれば階段をもう１段上れる」と話した。・・・・・