その最たる例が、「鳥谷」だろう。指揮官は就任直後から背番号1に絶大な信頼と期待を寄せ、「お前が変わらなければチームは変わらない」と「超変革」のキーマンに指名。その方針に、間違いはなかった。高い求心力を持つ鳥谷の変革が、猛虎が変わるための第一歩になる…はずだった。
しかし「期待」は「誤算」へ姿を変える。鳥谷は開幕直後から不振にあえいだ。とはいえ福留、ゴメス、西岡とともに主力4人の1人に指名した選手。チームの勝敗を背負う存在として、我慢強く先発起用を続けた。幾度と無く本人とも膝を突き合わせ、復調へ向けた取り組みを話し合った。だが出口は見えない。これ以上、敗戦を背負わせるわけにはいかない―。指揮官がそう考えた時、その日はやって来た。・・・・・
超変革1年目!
確かにあの決断は金本監督じゃなきゃ出来んかったよな