近年の阪神の正捕手というと、矢野燿大をはじめ、野口寿浩、城島健司、藤井彰人、鶴岡一成など、長く“外様”に頼ってきたポジション。変わったかに思えたのは、2014年の梅野隆太郎の出現だった。ルーキーながら92試合に出場し、打率は.197だったものの7本塁打21打点と長打力で魅せ、「ついに生え抜き正捕手が現れた」と虎党を喜ばせたものだ。
ところが、その梅野は攻守ともに伸び悩みを指摘され、今季、彗星のように現れた原口文仁にすっかり居場所を奪われてしまった。現状では、その原口が正捕手に最も近い位置にいるのは間違いない。ただ、過去には腰を痛めて一度は自由契約になった経緯もある。最近では一塁手としての起用も増えており、長い目で見れば盤石とは言えないのかもしれない。
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坂本!
キャッチャーは原口にやってもらいたいけど、腰とかの関係もあってずっとスタメンなのは難しいんだろうな。