何よりも痛いのは打撃好調だった西岡剛内野手(31)が2回の走塁で左足を痛め途中交代。尼崎市内の病院で「左アキレス腱断裂」と診断され、今季絶望となったことが判明した。近日中に手術を受けるもよう。甲子園での今季巨人戦も6敗1分けで1991年に7連敗して以来の7戦勝ちなし。借金もワースト13。金本阪神が強すぎる逆風にさらされている。(中略)
前夜19日も、ふがいない打線を一人、鼓舞するように今季2度目となる3安打猛打賞。この日の初回先頭の第1打席で左前打しており、気を吐き続けていた。チームがどん底に沈む中、闘志をむき出しにした全力プレー。その強い気持ちが、自身の肉体の限界まで超えさせてしまったのか…。
金本監督は試合後「まだ報告は来てないけど…。昨日は3安打、今日は2安打。痛い。それより心配」と顔をしかめた。片岡打撃コーチも「残念というか痛々しかった。あいつのために何とか勝ってやりたかったけど…」と唇をかんだ。ベンチで常に声を出し、投手が苦しい時は真っ先にマウンドへ足を運ぶ。ムードメーカーとしても欠かせない存在だけに、その穴はあまりにも大きい。
今後は未定ながら、近日中に手術を受ける見込み。通常、歩行するまでにも数カ月を擁する大ケガで、今季中の復帰は絶望的だ。
とにかく怪我が早く治りますように!
また野球ができますように!