その「超変革」の中心人物に原口がいる。
この原口を見ていると前途洋々たるものを感じる。特にバッティングが際立っている。
まず大前提として、内角のストレートが引っ張れない打者はこの世界では大成しない。原口はこの内角打ちがめっぽう強い。
テレビの野球中継ではよく「バッティングの基本は センターから逆方向に打つ事です」なんて言ってる人を見受けるが、それはバッティングの基本ではない。投手の攻略法である。
確かに攻略法は必要である。しかし、基本を身につけていなければ、それは、ただの「その場しのぎ」でしかないのだ。
8日のヤクルト、原樹理のようなシュート投手と対決する時、右打者はセンターから逆方向へ打つ、という攻略法が使えない。
なぜなら内角のシュートは引っ張らなければ打てないし、外角の変化球は逆方向へ打たなければならないので 内角を打つ為の技術と外角を打つ為の技術を両方を着実に身につけていなければ、この様な投手を攻略する事は出来ない。
前述の通り、原口は 内角を打つ技術は 一級品である。ここで私が言う一級品とは内角の・・・(中略)
しかし、捕手におけるインサイドワーク、キャッチング、リズム良いサイン出し、ワンバウンドを止めるといった技術は一生懸命努力すれば得られる物である。是非、原口にはこうしたものを習得してほしい。
このまま頑張れば 今年のオールスターの出場のチャンスが出てくる。キャッチャー不毛のセリーグの中では充分にチャンスがあることだ。
育成からオールスター出場!?
実現したら地道に努力してる選手の励みにもなりそうね。