昨年10月、指揮官に就任早々、アプローチしたのがゴメスだった。ドミニカ共和国への帰国直前に、甲子園のクラブハウスで話し合いの場を設けた。虎番記者には「(体重を)量らせて帰らせた。いろいろ話して、ちゃんと『これ以上、増えたら知らんぞ』って」と説明し、スポーツ紙はダイエットの話題で持ちきりだったが、実は、もっと大切なことを伝えていた。
「『来年もチームに残ってもらう』ということを言われて、とにかくうれしかったんだ。あとは、打撃をきっちり教えてもらうことも約束してくれたからね」
ゴメスは感謝する。まだ阪神と’16年の契約を結んでいなかった。身分は保障されず、不安だろう。そんな心を察して信頼する。熱烈なラブコールに腹をくくった。指揮官はさらに言い放つ。「秋季キャンプも行ってもらうから!」。機転の利いたジョークに大笑い。硬軟織り交ぜた「魔法の言葉」で、ハートをわしづかみにされた。
引用元 来日3年目の阪神・ゴメスが別人に!鉄人が主砲に伝授した4番打者の重み。(2/3) – プロ野球 – Number Web – ナンバー
別人に!
ボス…(マフィア)♪