紹介
「全部ダメだ!」
僕を叱咤する声が、甲子園のクラブハウスに響き渡った。
「成績も、キャプテンとしても、すべて物足りない」
二〇一五年一〇月二〇日。翌シーズンからタイガースの指揮を執ることになった金本知憲新監督は、僕にそう言った。<中略>
チームの状態が悪いときに流れを変えるのがキャプテンの役割のひとつだとすれば、キャプテンとしても不甲斐ないシーズンだった。
「おまえが先頭に立って、牽引しないとチームは変わらない」
そう言って金本さんは、来季も引き続き僕をキャプテンに指名した。そして、こう続けた。
「変われ!」
(「はじめに」より)
目次
第1章 「覇気がない」と言われ続けて
第2章 天才ではなかったアマチュア時代
第3章 「二番手」の誇り
第4章 野球は仕事。だから頑張れる
第5章 生涯タイガース
第6章 「勝つキャプテン」が「いいキャプテン」である
引用元 キャプテンシー 鳥谷 敬(著/文 他)(KADOKAWA)| 版元ドットコム
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キャプテンシー 角川新書 / 鳥谷敬(阪神タイガース) 【新書】 |
トリさんがほんまに書いてるん?