矢野コーチがルーキー坂本を黒土まみれにした。ノックバットを握る手がまったく止まらない。白球を左右に振る。クロスプレーの特訓もする午後2時32分から1時間6分、のべ238本ものゴロを浴びせた男の声はガラガラになった。(中略)
三遊間などの内野のポジションで構えさせ、捕球後のスローイング練習を148本。捕手の位置で90本を追わせた。「足で捕りにいけ」「いい顔や」「言い訳王子やな」。ときおりジョークも交えながら、厳しく明るく、メスを入れていた。
「(坂本の捕球時の)立ち位置で引っかかるかなというのがあった」
今季から本塁でのブロックが禁止となることもあり、走者の走路を完全閉鎖しないよう修正。坂本も「癖で出てしまうと思うし、しっかり確認したい。(矢野コーチは)何がよくて何が悪いのかいってくれるし、わかりやすい」と感謝の思いを口にした。
矢野コーチは帰り際、関係者からのど飴をもらうと「ちょうどえぇわ」と喜び、口にいれた。それほど全精力を注いた。
引用元 阪神・矢野バッテリーC、D2・坂本に“炎の238本ノック” (2/2ページ) – 野球 – SANSPO.COM(サンスポ)
238本ノック!
矢野Cやつれてる?心配