江越は長崎県南島原市出身。91年に発生した雲仙普賢岳の大噴火を経験した親族から、自然災害の恐ろしさを伝え聞いてきた。
「僕らはプレーでしか勇気や希望を与えることができないけど、阪神ファンがたくさんいる神戸で起きた震災なので、より一層、被災者のためにも頑張らないといけないという思いが強くなりました。自然災害は防ぎようがない部分もあるので、今こうやって生きていることが当たり前ではないという気持ちを持ってプレーしたい」と気持ちを新たにしていた。
阪神淡路大震災の被災地・兵庫県尼崎市出身の歳内は、聖光学院(福島)在籍時に東日本大震災を体験した。「阪神淡路大震災は記憶にありませんが、父や祖父からは近所と助け合ったという話を聞きました。福島の人たちはまだ復興(している)とかは考えられないと思う。協力できることがあれば、最大限やっていきたいと思います」と話した。
江越くんの「今こうやって生きていることは当たり前ではない」って言葉が心に響いた
野球できることにも感謝やね