【投手3点】(5点が最高点)
先発陣は、藤浪晋太郎の活躍に尽きる。
シーズン序盤こそなかなか勝ち星に恵まれなかったものの、5月14日のヤクルト戦で9回1失点完投勝利を挙げると、その後は順当に勝ち星を積み重ねた。終わってみれば松坂大輔以来の高卒3年連続2ケタ勝利。自己最多の14勝をあげ、221奪三振で初のタイトルも獲得。名実ともに「エース」の座に上り詰めた。(中略)
【野手2点】
14年にそれぞれ打点王、首位打者を獲得したゴメス、マートンの助っ人コンビが、ともに不調。打線を牽引したのは移籍3年目を迎えた福留孝介だった。チームトップの20本塁打、76打点でベストナインも受賞。ただ、打線の軸が38歳の大ベテランというのは、やや物足りない。(中略)
【ベンチワーク1点】
シーズン3位という結果は、厳しい言い方をすれば他5球団も軒並み不調だったことによる「棚ぼた」だったと言える。
長年の課題である「主力の高齢化」は、今年も解決せず。高卒3年目の藤浪がエースへと成長したが、そもそも放っておいてもこのぐらいはやれる「素質」を持つ投手だけに、チームが「育てた」という印象はない。
引用元 阪神、最大の課題「主力高齢化」――金本新監督へ大きな宿題を残した和田前監督【2015通信簿】 | ベースボールチャンネル(BaseBall Channel)
2015通信簿!
藤浪は素質だけじゃなく、チームとしても上手く育てたと思うけどな。
1年目は無理させず100球前後で交代させ、2年目は少し完投させるようになり、3年目は完投が増えた。