能見は表情をゆがめ、声を絞り出した。
「さみしいよね。あれだけタフで、イニングもいける投手は他にいない。人間的にも一生懸命頑張って、コミュニケーションをとろうというのが伝わってきていた。残ってくれるものだと思っていたから残念。そこを(先発が)補うのは大変。2年連続セーブ王はなかなか補えない。重要なポジションであれだけやってくれたわけですから、簡単には穴は埋まらない。残ってくれるものだと。くぎを刺してたんだけどね。待ってるよと…」(中略)
来季から投手キャプテンに就任する福原は「首脳陣から言われたところで仕事をする」と頼もしく言う。もちろん、守護神候補の1人だ。一方で、セットアッパーとクローザーの違いをこう語る。
「試合の最後を締める意味で違う。先発の勝ち星、打者の勝利打点も背負うから。セットアッパーであれば、逆転されても、もう1イニングある。そこで再度逆転できるかもしれない。でもクローザーは失点した時点で試合が終わってしまうこともあるから」今月28日で39歳。来季は40歳シーズンだ。「守護神をやりたい?そういう気持ちもあるけど、内心、若い子が出てきてもいいと思う」と話したのは、切実な本音だろう。
引用元 虎の守護神誰に…台頭待たれる/タイガース/デイリースポーツ online
守護神誰に…
ノウミサンおはぎさん・・・