その一方で頭を抱えているのは、呉昇桓が2年間つけてきた背番号「22」を今後、誰が引き継ぐかということだ。
あるフロント関係者は、こう嘆く。「ウチにとっては昔から22は、いい背番号。でも、この一件(呉昇桓の賭博容疑)で次の人に“いい番号だから”とは勧めにくい番号になってしまった。空き番になった経緯も知っているだろうしね。相手が“22を下さい!”となれば別だけど、すぐに誰かがつけるのは難しいのでは…」
阪神の「22」は、名物OB会長でもあった田宮謙次郎氏、“ミスタータイガース”田淵幸一氏、1985年日本一メンバーの木戸克彦氏、球団史上最多220セーブをマークした藤川球児などがつけてきた名誉ある番号。それが今回、疑惑がシロかクロかは別として、すっかり賭博スキャンダルのイメージがついてしまったとあれば、誰もつけようとはしないだろうと不安視しているのだ。
背番号「22」…
黒歴史扱いは、どうかと思うわ。また阪神に戻ってきてほしいくらい貢献してますよ。