おまけに金本監督は“自分が不在でも目を光らせている”とばかりにチームに「爆弾」も落としていた。ナインの肉体を預かる7人のトレーナー陣に「あまり選手を過保護にしないように。多少の(筋肉などの)張りがあっても、すぐに治療しないでほしい」との“スパルタ指令”をぶっ放していたのだ。
ベテランで連続試合出場中の鳥谷は別として、阪神の選手はとにかく虚弱体質で有名。鉄人在籍時はそうでもなかったが、今は痛い、かゆいで、すぐにトレーナーが飛んでくる、ある意味情けない状態が続いていた。根本からのチーム「変革」に燃える金本監督はそこにメスを入れたわけ。トレーナーの一人は「われわれは職業柄、どうしてもすぐ心配になってしまうが、そこはぐっと我慢します。張りがある、体がきつい状況で練習して初めて限界を超えることができる。そういう(監督の)意図でしょう」と、これまでの反省を口にしながら対応していくことを明かした。
脱虚弱体質!
明日からも頑張るけぇ!!