記者として中村GMに接した2年半、記憶に残るのは誠実さ、実直さ、そして圧倒的な包容力だ。いつ、どんな時でも取材に応じてくれた。朝7時でも、夜11時でも、自宅でも、阪急電鉄・逆瀬川駅でも……。仕事で批判されることも多かった。だが、それもすべて受け止めた。なぜなのか? 聞いたことがある。
「『尽くして力まず、施して求めず』だよ。批判されるのは、それだけの仕事をしているということ。男のロマンだな」
監督としては6年間で最下位3回、Bクラス5回。結果が出ず、ボロボロに批判された。自宅にカミソリの刃が送られてきた。GMとなってもそうだった。それでも耐えて、受け止めた。人気球団の苦い部分をどれだけその体に内包してきたか。なぜ、そこまで……。あらためて、その悲哀を実感したからこそ関係者は涙が止まらなかったのだろう。
引用元 阪神・中村勝広GMとの最後の電話。止まなかった批判に「男のロマンだな」。(2/3) – プロ野球 – Number Web – スポーツ総合雑誌ナンバー公式サイト
男のロマン!
衝撃!カミソリって…。
ファン歴浅くてスミマセン…。
その時代をあまり知らない者ですが今はそんなことするファンはいませんよね?