「まだ勝負が先なのは選手も分かっている。でも、首位を維持しているとマスコミも優勝と騒ぐし、どこかで油断することもあり得る。過去にウチはそれで痛い目に遭っている。巨人もウチに3つ勝っても一進一退でいるが、だまされてはいけない。今こそ言動も含めて気を引き締めないと」(あるフロント幹部)
ここまでクギを刺すのも阪神では油断からV逸という「あしき歴史」があるからだ。例えば亀山&新庄フィーバーが吹き荒れた1992年の優勝争いで当時の中村勝広監督(現GM)がシーズン終盤、「皆さんにいいお土産(優勝)を持って帰ってくる」と“V予告”してずっこけた。また、2008年には大独走態勢に入っていた当時の岡田彰布監督(現評論家)にナイン、首脳陣らが「監督を胴上げするのはもう決まりやな」など話していたところ、巨人がその後に猛追。13ゲーム差をひっくり返される“歴史的V逸”の憂き目に遭った。
引用元 10年ぶり優勝へ「浮かれるな」大号令 阪神過去の教訓
浮かれるな!
は、はいっ!!