今季初の4連勝と勢いづいている虎だが、どん底モードだったチームを奮起させたのは、2005年Vの岡田阪神時代の名参謀でもある平田ヘッドコーチの“絶妙ゲキ”だった。「よく考えたらウチだけが開幕からベストメンバーで戦っているんだ! 巨人なんか故障者ばかりで大変なんだぞ! 内海から始まって阿部が抜け、坂本まで抜けた。ヤクルトもそう、バレンティンにミレッジ…と、こっちも故障者ばかりで戦っている。デン!として戦えばいいんだ!」 この言葉がナインに「その通り!」と響いた。巨人、ヤクルトだけでなく、広島も主砲・エルドレッドが故障で不在などどのチームもそのやり繰りに四苦八苦している。対照的に阪神は目下、故障者ゼロと万全。ナインは“そんな状態なのに、しっかりしなければならない”と思うとともに“自信を失わずに戦えば大丈夫なんだ!”と気合を入れ直した。
デン!として!
それが出来てないからアレよ