大寒の日に、真っ黒に日焼けした福留が帰ってきた。太陽の下で体をいじめ抜いたことは一目瞭然だった。飛行機を降りスマートフォンの電源を入れる。その中に熱すぎる発信履歴があった。
「黒田さんと少し話はしました。『また、よろしくお願いします』というぐらい。黒田さんもバタバタ忙しそうだった。会う時間はなかった」
家族と海を渡ったのが昨年12月末。自主トレを兼ねた米国で右腕の広島入りの報が飛び込んできた。メジャー時代は同じリーグに所属したこともあり「たまに食事にいったりしていた」という間柄。すぐ電話を入れた。ものの数分の短い会話。それでも、同一リーグのライバルとして、早くも火花は散っていた。
中日の主砲、広島のエースとして対峙した日本時代は打率・330(112打数37安打)、4本塁打。メジャー時代も打率・400(10打数4安打)と好相性を誇った。「気のせいじゃないですか。昔のこと。今年はどうなるかわからない」。言えることは唯ひとつ。絶対に打たないといけない相手ということだ。
引用元 宣戦布告!阪神・福留、広島の黒田に直接電話「よろしく」 (1/4ページ) – 野球 – SANSPO.COM(サンスポ)
仲良かったんだ!
なかなか絵になる勝負や