阪神・・・中継ぎ左腕と能見、新井良の活躍で和田監督が宙に舞う
昨季はリーグ平均の608得点、618失点に対し599得点、614失点。どちらも極めて平均に近い中で、中継ぎ左腕の防御率だけ5.20と悪い。中継ぎ左腕を除いたチーム防御率は3.77。加藤、筒井らが復調しチーム防御率と同じになれば失点が22点減る。また昨季は9勝13敗と黒星が先行したエース・能見、投球内容も平均的な投手とほぼ変わりなく不本意なシーズンとなった。ただ、優勝のためにはやってもらわなければ困る投手だ。11勝7敗、防御率2.69だった2013年と同じく平均的な投手よりも25点の失点を防いでもらいたい。
打線では、1人で打線を組んだら何点取れるかを示すRC27で鳥谷、ゴメス、マートンのクリーンアップトリオが全員6点台で揃ってセリーグトップ10入り。シーズン通して中軸を固定して戦えたのが大きかった。また、規定打席には足りていないが実は新井良がこの3人を上回る6.60点を記録している。ポジション別OPSで三塁手は.628と高くなくこれは12球団最低の数字。2013年の開幕4番をつかんだ元気印がレギュラーに定着すれば、弱点解消と打線の強化が同時に行える。昨季の三塁手のRCは約50点だったが、新井良がフルシーズン試合に出場すれば見込まれるRCは約90点。得点はその差である40点の上積みが期待出来る。鳥谷の去就次第でチーム編成は大きく変わるが、中継ぎ左腕の層を厚くして能見と新井良が活躍すれば球団創設80周年の節目の年に和田監督が宙に舞う。
引用元 セリーグ頂点への道 2015(小中翔太) – 個人 – Yahoo!ニュース
和田監督が宙に舞う!!
やっぱわしはレギュラーに必要やな!