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阪神の四番五番を分析してみた

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阪神は広島との同率一位で四月を終えた訳だが、その原動力となったのはやはり四番五番が打ちまくったのが大きいと思う。
ゴメスマートンで65打点ははっきり言って異様だ。
今回なぜそうなったのか分析してみた。
書きためていないので時間がかかるかもしれないが良ければ見ていってほしい。

引用元 阪神の四番五番を分析してみた

2014-0406-25

まず、四番のゴメス単体での傾向を分析してみた。
と言うのも、マートンの傾向自体は例年通りマートンらしい優等生ぶりを発揮しているので
いまさら言うつもりがないと言う事もあるからだ。
マートンが打てる事に疑問を持つ人はまずいないだろう。
まずはざっとゴメスと言う打者の長所と短所をまとめて見た。


  • ほう
  • ゴメスの長所
    ①選球眼が良い
    ②得意コースがストライクゾーンに集中している
    ③マイペース
    ④リーチが長い
    ゴメスの短所
    ①苦手なコースが極端に弱い
    ②苦手なコースが分かりやすい

  • 見てるでー
  • なんか論述調に飽きたから普通に書くわ。
    まず長所からだけど、ゴメスの場合①~④は全部繋がっていて、この繋がっている事が非常に大きな強みになっている。
    下半身から上半身へ動きが連動していることがスポーツにおいて最も重視されることである様に、
    ゴメスの長所はとてもわかりやすくて、個人的に見ていて嬉しくなってくる

    と言うのも、
    ゴメスは自分の好きな球だけを狙いに行って、それを打ったら高確率でヒットにできる。
    そしてそれを本人が一番よく知っていて自信を持っている…と思う。
    ただ、苦手なコースは本当に苦手で、ゴメス自身もそれをわかっていて潔く諦めている。
    追い込まれてそのコースに球がちゃったら仕方ない…と思っているのかもしれない。
    そして、好きなコースがたまたまストライクゾーンに集まっているから
    ヒットを打つためにボール球を振りに行かなくていい。

    要するに、ゴメスはアダムダンみたいな選手だと思ってくれればいい。
    もうすこし、ホットゾーンが広くて三振が少ない代わりに、ホームランが少ないけどね。

    ゴメスは日本の野球に対して
    外角と内角を使い分けて玉を散らしてくるから簡単には打てない
    こんなコメントをしている。
    つまり本人も苦手なコースに球が来る可能性は良く解って居るみたいだね。

    ただ、逆に言うと弾を散らす傾向は苦手なコースばかりを連投してこないと言う風にもとれる。
    試合の前半はキャッチャーも意識してくるし、投手も先発投手の方がやはり傾向としてコントロールがいい。
    そうなると、苦手コースにちゃんとボールが来ることも多い。
    ゴメスが序盤に打率が低いのは、ここが影響していると思う。
    阪神では鳥谷の打率.280力が有名だけどゴメスもそう言う意味では機械的な傾向があると思うんだ。
    期待値的には1アウト一三塁で新井さんに回ってきたら回が終わるぐらいの期待値だと思ってる。

  • アウト一三塁で新井さんに回ってきたら回が終わるぐらいの期待値
    高い(確信)
  • ストライクしか振らないから、アウトにするにはストライクを責めるしかない。
    でもストライクの多くの部分はゴメスが得意なコースも多くて、
    際どいコースでカウントを稼ごうとする日本の野球だとコントロールミスがゴメスの収入になるわけだ
    だから、ゴメスをアウトにするなら三振を狙っちゃいけない。
    ひたすらストライクゾーンの苦手な場所を狙って、打ち損じか打ちとるのを狙うのがベストな方法なんだ。
    ストライク勝負の投手の方がゴメスを打ちとれてるしね。

  • この前のバリントンがそうやったな
  • とてもありがたいデータをまとめてあるサイトがあるから、
    ゴメスのコース別の打率を乗せるね
    2014年度 ゴメス【阪神】 コース別(ゾーン別)打率・成績
    今書いている時点では
    ゴメスは外角高めが好きで、ベルトのラインはどのコースも得意
    苦手なコースは低め特にインコースは非常に弱い。
    でも、インローはどの打者もあまり得意じゃないよね。落ちる球や、鋭く曲がる球が集められるし。
    そして、ちょっと高いとゴメスは四割ぐらい打つ。

  • 打たせてとる
  • 対ゴメートン
  • インハイも苦手だけど、狙ってゴメスにぶつけたら大変だ。
    なかなか強面だからね。
    それに、あれだけ覆いかぶさるようにして低めを空振りされると投手は怖いよ。
    ちょっとずれて頭に行ったら退場だ。でなくても四番にぶつけたらファンが黙ってないのはどの球団でも同じだね。
    直後から4万人に延々と罵声を浴びせられる事になるなんて想像するだに恐ろしいよね。
    たぶんイップスになるよ。

    ここで、とりあえず一旦ゴメスの事は置いておこう。
    次にマートンだ。
    マートンが打てるのは皆疑問に思う事はないね?
    さすがにシーズン最多安打記録を持ってる人間捕まえて打てるかどうか疑問視するのはちょっと人間不信だと思う。
    だから、マートンに関してはコース別打率と打者の傾向を書いて基本的な説明は終わりだ

  • ほう。
  • これがマートンのコース別打率。
    2014年度 マートン【阪神】 コース別(ゾーン別)打率・成績
    マートンはベルトの高さと真中低めが得意だね。
    そして、苦手コースはインローとアウトハイの対角線。
    それ以外はまんべんなく打つし、難しい球も器用に打ち分ける。
    正直打者単体としてはマートンの方が明らかに“上手い”バッターだよ

    穴が見つかりにくくて、難しい球やキレのいい球も打ち返す事ができる。
    そして、選球眼もかなりいい方だ。
    ただ、ちょっと神経質なところがあるから審判が可変だと
    「そこがストライクならヒットで出塁してやる…」
    と、フォアボールを捨てちゃうんだよね。
    だから臭い球に引っかかりやすくなって時々冷温停止する。
    で、打てなくなった時に冷静に分析してボール球を振らないようになって帰ってくる。
    鳥谷のアップデートみたいにね。
    阪神の選手は機械みたいにパターンがあるから面白いね。

    まあ、比較すると大抵の選手がゴメスも良いバッターとしながらもやっぱりマートンが怖いと思う。
    そうなると、ゴメスで終わらせたいよね。少なくともマートンの前にランナーを出したら得点圏に高い確率で進みそうだ。
    そして、どうしても抑えたいって時はアウトカウントが少ない時の方が多いから。
    ランナーがいる状態でゴメスだったり、ノーアウトだったりでそもそもフォアボール出したくないよね。

  • 上本はどうなんや?
    最近打ってるけど
  • 上本に関しては今回はあまり触れないよ。
    良く出塁してくれてるし、早稲田のキャプテンが入ってきたって時から練習はしっかりするだろうから上手くいけば活躍してくれるだろうとは思ってたけどね。
    最初は脚でかき回すタイプになるかなと思ったんだけど想像以上にアベレージヒッターになったね。
    平野タイプだと思う。盗塁の成功率と企画数があがって、守備が落ちた感じ。

    上本を話に上げるなら鳥谷以外でも上本大和が出塁してるのは非常に大きいね。
    もう、ワンナウトでもツーアウトでもゴメスに回ってきたら
    投手はネクストバッターズサークルで素振りしてるマートンの顔がちらついて仕方ないんだろうね。
    そうなると、さらにストライクゾーンに投げなくちゃいけなくなる。

  • 相乗効果ってことか
  • 投手が強打者相手にコースに投げ分けるときは、大抵ボールカウントがきつくなるまでは
    内に入るぐらいなら外
    ってのが合言葉だと思う。
    外の方が打率が低いのは当たり前だからね。
    好打者になればなるほど内側のとりこぼしが少ないし。
    だけど、フォアボールが出せないとなると、その大雑把さもなりをひそめる。
    パワプロの黄色いラインが浮かび上がって。なんとか内側に入れようとするんだ。

    でも、怖いからやっぱ簡単に入れらんないよね。
    そして、外れると見逃されてカウントが悪くなって行く。
    威圧感を感じた打者のミートカーソルが縮むみたいに、投手はストライクゾーンへの意識が強くなって
    ストライクゾーンがどんどん小さくなって行く気がする。
    投げ込まなきゃいけないって思うとゴミ箱にちり紙がなかなか入らなくなるようなもんだね。
    そうするとコントロールを気をつけなくちゃいけないのに内側に意識がいっちゃうんだ。

    そして、プレッシャーは腕の振りをちょっと硬くするよね。
    そうするとどうなるか。
    腕の回転軸に対して垂直方向にコントロールがぶれる。
    つまり、オーバースローなら上下に
    サイドスローなら左右にずれる。
    少年野球で野手をやって居たらサイドで送球すると怒られたと思う。
    左右にぶれやすいから送球ミスしたら止められなくなる可能性が高いって。
    で、上から投げろって言われたでしょ?
    つまり、緊張した投手の球は大抵上下にぶれる。

    左右に投げわけなくちゃいけない。
    藤井みたいに日本の捕手は外を要求するのが好き。
    投手もデッドボールがあるインコースに投げるのは怖い。外角ならミスしても安心。
    でも力んだりすくんだりしてもし高めに行っちゃったら?
    ゴメスの一番好きなコースだね。。

    これを証明するように、ゴメスが一番フェアゾーンに打っているのは
    外角の真中20打席分。打率は三割五分
    一番打率が良いのは外角高め七割五分
    そして桑田が大好きアウトローはたしかに二割代なんだけど、
    アウトローが横にずれてボールになるとゴメス六割打ってるんだよね。
    リーチが長くてパワーがあるから遠心力が掛かりやすい外角は基本的に狙っちゃダメなんだ。

    さて、ここまでは投手の話だね。
    実はゴメスが打ててる理由にはもう一つわかりやすくて笑えるおまけがある。

  • 神スレ
  • ゴメスのホットゾーン
    2014年度 ゴメス【阪神】 コース別(ゾーン別)打率・成績
    マートンのホットゾーン
    2014年度 マートン【阪神】 コース別(ゾーン別)打率・成績
    比較してみて欲しい。

    実は、インロー以外はゴメスの得意ゾーンがマートンが低打率なゾーンで
    ゴメスの苦手ゾーンがマートンが高打率なゾーン
    なんだ。

    そして好打者の必須条件簡単なコースは逃さないってのは二人とも見事に達成してるから
    ベルトの高さと真ん中高めは問答無用でヒットにされちゃう。
    そうすると、リードする捕手は凄く困るんだ。

  • 嫌がらせだなそれ
  • もちろん、単純にゴメス相手にマートンの苦手ゾーンを要求すると美味しく頂かれちゃうし
    逆もまたしかりなんだけど…

    日本人の投手は低めに関しては徹底的に練習してるかもしれないけど
    高めのコントロールは結構おおざっぱなんだ。
    だって、高めって打者によって最危険ゾーンになったり安置にマチマチだからね。
    そりゃ桑田もアウトロー連呼するよ。

    だから、投げさせるなら高い確率で振りにくるツーストライクから。
    でも…ゴメスは日本の左右に散らす配球のお陰でなかなか的が絞れないから
    結果的にフルカウントになるケースが多いけど
    基本的にゴメスもマートンもいい球が来たらカウントに関係なく振ってくタイプなんだよ。
    そうすると、必然的に捕手が高めに要求する事も少なくなってくるよね。
    そして、前述した様に投手は怖いから初球は外角低めにボールを投げやすい。

  • ほお、イッチちゃんのやきう理論か。中々面白い
  • そして、このデータは打席として結果が出たものだけをカウントしてるから
    打率が一割台のコースも
    フェアゾーンに飛ばしちゃったらアウトになりやすい
    ってだけでファールにできないとは言ってないんだ。
    さて、勝負球がファールにされて同じコースにしかも高めに何度も要求する捕手はいるかな?

    最初に好きなコースにボールが来たら高い確率でヒットに出来るって言ったけど。
    それはあくまで野球における打者として高いレベルって事であって絶対的な物じゃない。
    つまり、このホットゾーン票ができるにはそれだけゴメスが打ちに行かないといけない。
    そして、試合を見てると解ると思うんだけどゴメス結構ファール打つんだよね。
    そうなると、好きなコースに来るまでに三振してしまう確率は結構ある筈なんだ。

    それなのにこのデータが出るって事は
    相手側は結構ゴメスの好きなゾーンに気付かず投げ込んでる事になる。
    投げ込んでる可能性が高いからファールになるミスショットが多くても打率が残せるってのは
    あって居ると思うんだ。

    個人的にゴメスはまだ本調子じゃないと思う。
    ただ、マートンの後光とデータのなさから責めあぐねてくれてるから結果になってる。
    ゴメスのアジャストとデータの収集がリードに反映されるのどっちが早いのか
    それ次第で皆の評価が変わってくるんじゃないかと思うね。

  • イッチャンすげえな
    めちゃくちゃ楽しくて勉強になるわ
    これは良スレ
  • 糸井「なるほど、わかったぞ!金子に教えてくる!!」
  • まあ、そんな感じで阪神打線として考えてくれている内はゴメスは割合楽に打てると思う。
    ゴメスが注目されるにはゴメスが今以上に打ちまくるか。
    ゴメス変わらず周りが冷凍するかだけど
    後者は想像したくないね。
    鳥谷と福留に掛かってるかな。
    鳥谷が今の状態をどれだけ引っ張れるか。福留がどれだけかつての姿を取り戻せるか。
    それでだいぶ様子が変わってくるんじゃないかな。二人とも本来は異様に選球眼が良い選手だからね。

    見てくれた人はありがとう。
    久々にビックネームの入団が決まってオープン戦から一喜一憂しながら分析した結果でした。

  • お疲れ様
    楽しかったで
  • こちらこそ目がチカチカする文章を読んでくれてありがとう
    出来たら疑問点とかおかしい点を指摘してもらえると嬉しいね。
    考えていた事をまとめることにもなるし、盲点に気付ける。

  • 1ちゃんすごい(おおなみ
  • やっぱゴメマー最高や!

みんなのコメント
23コメント views
  1. …うーーーーんーーー…わっわかんないっσ(^_^;)

  2. この文章書いた人・・・ウチに欲しいお☆

    • いちいちうるせーんだよタヌキ

      • なんだとおー
        この独身やろお☆

      • 独身の何が悪いんじゃ~~~!!!

      • 辛いです

  3. 俺の分析と同じだ。

    • わ、わ、私も、お、おんなじ分析を、してたん…やで。
      ほ、ほんまやで。嘘ちゃうで(滝汗)!

    • 最近までゴメスを認めなかったのに?

  4. ここの住人向けにはレベルが高すぎるよ

    • おいおい

  5. ラーメン食べよっと

  6. わしも、打つからなぁ!

  7. ゴメスが弱点を責められて打率が落ちる・・・
     落ち始めているけど。オマリーコーチの分析力・アドバイスに期待。
    和田監督の采配には期待しない。
    5月は勝率5割5分かな。ピッチャー出てきてほしい、

    • 冷やし打線始めました

      • 早っ!

  8. ついでに、アンダーソンとエルドレッド、バレンティンのコース別打率教えてほしい。弱点あるはず。

  9. 俺はゴメスになる

  10. この分析してる人、何者?
    弱点も長所も分析内容が細かいねー
    勉強になるけど。

  11. 2005年のワシと今岡での打点合計272を目指してくれ

  12. まとめてくれてサンキュー
    隼太評はブッ飛ばされてたけど笑

  13. 掛布亭米酢と名乗りなさい

  14. 面白かった~勉強になるわ
    ゴメスの外角高めとマートンのインハイで得点できてたのが
    なんとなく相乗効果として感じてたんやけど
    説明されるとすごい納得!

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